この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第19章 荒波
翌日−−−


成田で見送る未来の目に涙はなかった。

力に愛されている自分をこれ以上甘やかしてはならない。未来が昨日決めたことだ。


『ママ、ありがとう。一緒に見送ってくれて。』

『何か、美味しいものでも食べて帰りましょうね。』

『うん!パパには…内緒ねっ(笑)』


明るい16歳の女の子がそこに居た。



一ヶ月後−−−


何事もなかったかのような穏やかな時間が流れている。

元気に登校し、帰宅後はパソコンのメールをチェックし、そして、祥子と共にキッチンに立っては、学校のこと、力からのメールのこと、味付けがいいの悪いのと、とにかく明るく元気な毎日を過ごしていた。

どこにでもあるような日常だった。
悠太も、疲れていてもそんな女達の他愛もない会話に頬が緩む毎日に平凡な幸せを感じている。


しかし


我が家に荒波が立ったのは、それから間もなくのことだった………




/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ