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翻弄の果てに
第20章 甦り
悠太は、仲間と共に居た。

『急に呼び出しって、中学時代の悠太丸出しだな(笑)』

『って、おまえらみんな来てんじゃねーか。』

『環さんの時以来だな。』


たまに会っては酒を飲んだりはしたが、四人で揃うのは、もう16、7年ぶりだろう。


『なあ、環と未来って似てるか?』

『何だよ、薮から棒に。』

『顔か?悪いが環さんの方が美しい!って、未来ちゃんが幼稚園くらいの時しか見てねーぞ。』

『だな…』

悠太は、今回の一連の流れを仲間に話した。


『難しいな…俺にも娘が居るけど、将来、悠太の立場に俺がなったら…ダメだ、想像がつかない!』

『こうなって考えると、悠太の親父さんやお袋さんはスゲーな。懐が深いと言うか、肝が据わってると言うか……』

『悠!未来ちゃんが大事か?』

『当たり前だ!』

『未来ちゃんに幸せを掴んで欲しいか?』

『決まってんだろ!』

『未来ちゃんをずっと育ててきたんだ。娘を信じろ。娘を見守れ。腹を決めろ!親父さんみたいに。』

『親父みたいに…』
『そうだな、親父か、そうだな…おい、今夜は付き合え!飲もう!』




悠太も腹を決めた。





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