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翻弄の果てに
第21章 混じり合う喜びと悲しみ
『力さん?』
『お母さん、いいですよね?親父になります。』
『えぇ、もちろんよ。悠太さんにちゃんと話してね。』
『はい。未来、お父さんが許可してくれたら、北田未来は山本未来に、この子は山本歩になるけど、いい?』
12月24日クリスマスイブ、未来は最高の宝物をいただき、至福の涙にむせた。
-----------------------
『複雑だ…あー、複雑だぁ』
『悠太さん、おめでたいことなのよ。おかしい人ねぇ(笑)』
『いや、孫は、歩はかわいい。間違いなくかわいい。しかし…未来が北田を捨てた……』
『違うでしょ!北田を卒業したの!諦めなさい(笑)』
年越しは家で、との願いで、未来と歩は12月30日に退院した。
喪中のため、静かな年越しではあったが、穏やかに、厳か(おごそか)に除夜の鐘を聞いた。
波乱にみちた一年が終わろうとしていた………
『お母さん、いいですよね?親父になります。』
『えぇ、もちろんよ。悠太さんにちゃんと話してね。』
『はい。未来、お父さんが許可してくれたら、北田未来は山本未来に、この子は山本歩になるけど、いい?』
12月24日クリスマスイブ、未来は最高の宝物をいただき、至福の涙にむせた。
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『複雑だ…あー、複雑だぁ』
『悠太さん、おめでたいことなのよ。おかしい人ねぇ(笑)』
『いや、孫は、歩はかわいい。間違いなくかわいい。しかし…未来が北田を捨てた……』
『違うでしょ!北田を卒業したの!諦めなさい(笑)』
年越しは家で、との願いで、未来と歩は12月30日に退院した。
喪中のため、静かな年越しではあったが、穏やかに、厳か(おごそか)に除夜の鐘を聞いた。
波乱にみちた一年が終わろうとしていた………