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第22章 翻弄の果てに

ふぐっ…

頻度の高くない…いや、滅多に交わることがない新婚夫婦が力と未来。

キスや軽いペッティングの頻度は異常に高い二人なのだが、ベッドでの深い交わりは、少なからず力にはまだ負担が大きい。

久々のフェラチオは、この上なく未来を高ぶらせた。

ゾクゾクとして、大切な愛おしい力のペニスを噛んでしまいそう……

大事に大事に丁寧に口の奥へと呑みこんでは扱くように吸い上げる。

睾丸を手の平で包むように優しく揉み、口で扱いては舌で鬼頭をチロチロと舐める。

力も未来の蜜壷への舌での愛撫に余念がない。
指先で粘膜をなぞり、時々クリトリスを摘んで未来をのけ反らせる。

力の手は、柔らかな乳房へも伸びて来る。
やわやわと乳房を撫で、揉み、乳首を摘む。


『欲しい……』

わななく躯と、未来の性感ポイントの激しい疼きに、未来が呻くように懇願している。


『俺も欲しい。未来、ひとつになろう。』


向きを替え、未来自ら力のペニスへと沈み込んでいく……


『あ、あああ……』

ズニュー…

硬くそそり立つペニスが未来の仕業によって埋め込まれる。

躯中を震撼する最初のオーガズムが未来を支配する。

力の上でしゃがんだ形の未来は、少しの間、めくるめく快感に動けない。


『あ！うっ！締め付ける！熱いよ、未来。凄い。あぁ…未来の中で絡み付いてくるよ……』


動けない躯の奥では、力のペニスに悦ぶ襞がキューキューと絡み付けていた。