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翻弄の果てに
第22章 翻弄の果てに
『動ける?』

力の言葉とほぼ同時に未来が抜き挿しを始めた。

うっ、あぁ…

んっ、あん、あん…

二人の呻きが重なって、二人の熱が汗に変わっていく。

『んあっ!いいーっ!凄い!凄い!もっと突いて!んああっ!』

『未来、もっと、もっと突け!突き捲れ!あ!あああっ!』


未来の太股が筋肉痛に襲われる。それでも未来はスパークする激震に、熱病に冒されたようにやめられない。

もっともっと欲しい!

激しい息遣いが部屋中に響きわたる。

ズニュ…

ズニュ…

ズニュ…

ズニュ…

卑猥な音と溢れる愛液…

夢のようなめくるめく悦楽の時は終わりに近づいていく。


『未…来…俺…もうだめだ…逝くぞ…』

『来て!あたしももうだめ!んは…も、う…逝く…あ!あああっ!逝く!逝く!逝、くーっ!!』



ハァ、ハァ、ハァ…

あぅっ、んーっ、んーっ、ハァ…


荒い息遣いの力

まだまだ押し寄せる快感の波に喘ぐ未来


二人の深い交わりは、二人の深い愛情の表れであった。



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