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翻弄の果てに
第1章 衝撃
当時、15歳といえば、女の身体や、生理のしくみ、妊娠のしくみなど、考えるよりも、女の胸の膨らみや匂い、キスやセックスに関心のいく年齢。
寝ても覚めても 女とキスとセックス……
もう一方、単車、喧嘩、又は、健康的にスポーツに賭ける者もいるが、やっぱり、女に興味を持たない奴は居ないだろう。
俺は、タバコとケンカと単車と女に明け暮れていた。
もちろん、学校では、担任は言うに及ばず、生活指導の先生なんかの標的。
俺が、それでも高校に行き、退学寸前で踏み止まっているのは、姉さんを悲しませたくないという、それだけのためだった。
『悠くん、せっかく高校生になったのよ。お願いだから、ちゃんと3年間通ってちょうだい。』
切羽詰まる姉の頼みを聞き入れないわけにはいかないほど、俺は、中学時代に姉に迷惑をかけていた。
寝ても覚めても 女とキスとセックス……
もう一方、単車、喧嘩、又は、健康的にスポーツに賭ける者もいるが、やっぱり、女に興味を持たない奴は居ないだろう。
俺は、タバコとケンカと単車と女に明け暮れていた。
もちろん、学校では、担任は言うに及ばず、生活指導の先生なんかの標的。
俺が、それでも高校に行き、退学寸前で踏み止まっているのは、姉さんを悲しませたくないという、それだけのためだった。
『悠くん、せっかく高校生になったのよ。お願いだから、ちゃんと3年間通ってちょうだい。』
切羽詰まる姉の頼みを聞き入れないわけにはいかないほど、俺は、中学時代に姉に迷惑をかけていた。