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翻弄の果てに
第1章 衝撃
約束の日、不覚にも俺は震えていた。
「達人」は、わざわざ家に招待してくれた。
家にはSMの器材が所狭しと、しかし、整然と並んでいて、俺は足がすくんだ。
Sは、虐めればいいというものではないし、Mを愛おしむ気持ちがなければならない。
(よし!これは自信がある)
躯を知ること。病気や怪我に繋がる危険行為、あるいは、部位を覚えること。
なんだか、学校の勉強より、はるかに難しい!
しかし、ここでリタイアするわけにはいかないのだ。
学校でもしない、ノートを録るという熱心さに、俺自身もビックリだった。
とにかく、知識だけはきっちり身につけておきたかったから、俺は本当に頑張ったんだ。
「達人」は、わざわざ家に招待してくれた。
家にはSMの器材が所狭しと、しかし、整然と並んでいて、俺は足がすくんだ。
Sは、虐めればいいというものではないし、Mを愛おしむ気持ちがなければならない。
(よし!これは自信がある)
躯を知ること。病気や怪我に繋がる危険行為、あるいは、部位を覚えること。
なんだか、学校の勉強より、はるかに難しい!
しかし、ここでリタイアするわけにはいかないのだ。
学校でもしない、ノートを録るという熱心さに、俺自身もビックリだった。
とにかく、知識だけはきっちり身につけておきたかったから、俺は本当に頑張ったんだ。