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翻弄の果てに
第5章 性(さが)
ダチの車で、海岸まで出掛けた。
『さっきは、お姉さんが居たから話せなかったんだけど…』
何だか嫌な予感がした。男のことか?親か?いや、親なら姉さんの前で言えないってのはおかしい…
『何だよ。言えよ。』
『あの男…お姉さんの前の旦那、』
『奴がどうした?あ?』
言いにくそうだった。
重たい口を開き、聞こえてきた言葉……ムショ。
『ちゃんと話せ!』
『あ、ああ…。』
あれから、相当荒れて、傷害事件を起こしたり、女を拷問のように犯したり、酒とケンカ。で、女の所に転がり込んで暮らしていたらしい。
その女にSM紛いの行為をして、生傷の絶えない身体にしたあげく、ついには、行き過ぎた拷問で死なせてしまい、殺人罪でムショ送り。
『サイテーだな。』
俺は吐き捨てるように呟いた。
『さっきは、お姉さんが居たから話せなかったんだけど…』
何だか嫌な予感がした。男のことか?親か?いや、親なら姉さんの前で言えないってのはおかしい…
『何だよ。言えよ。』
『あの男…お姉さんの前の旦那、』
『奴がどうした?あ?』
言いにくそうだった。
重たい口を開き、聞こえてきた言葉……ムショ。
『ちゃんと話せ!』
『あ、ああ…。』
あれから、相当荒れて、傷害事件を起こしたり、女を拷問のように犯したり、酒とケンカ。で、女の所に転がり込んで暮らしていたらしい。
その女にSM紛いの行為をして、生傷の絶えない身体にしたあげく、ついには、行き過ぎた拷問で死なせてしまい、殺人罪でムショ送り。
『サイテーだな。』
俺は吐き捨てるように呟いた。