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翻弄の果てに
第6章 背徳
華奢な肢体は、30をとうに超えたとは思えないほど、張りがあり、きめ細かい肌は吸い付くようだ。
『環、俺の誕生日プレゼントにしていいかな?』
俺は、やっと二十歳になったばかりだった。
『私でいいのなら……』
『もちろんだよ。』
俺は、毛布に包まる環を上から見ながらシャツを脱いだ。
環の横たわるベッドサイドに屈み………
静かに毛布を剥がしていった。
『恥ずかしい?』
『ええ…』
『さっき…』
『言わないで』
紅く染まる環の顔が、俺の次の言葉を止めた。
あれほど大胆に、俺の前で、肢体を晒した環の決意。
後悔ではないだろう。
ただ、本当に「恥ずかしい」と感じたのだろう。
『環、俺の誕生日プレゼントにしていいかな?』
俺は、やっと二十歳になったばかりだった。
『私でいいのなら……』
『もちろんだよ。』
俺は、毛布に包まる環を上から見ながらシャツを脱いだ。
環の横たわるベッドサイドに屈み………
静かに毛布を剥がしていった。
『恥ずかしい?』
『ええ…』
『さっき…』
『言わないで』
紅く染まる環の顔が、俺の次の言葉を止めた。
あれほど大胆に、俺の前で、肢体を晒した環の決意。
後悔ではないだろう。
ただ、本当に「恥ずかしい」と感じたのだろう。