この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘やかな縄
第2章 蛹化(ようか)
 羞恥が、美由紀の肌を朱に染め、さらに動きをぎこちなくさせた。


(あらら、恥ずかしがって、身動き取れんようになってるなぁ。ちょっと助け舟出して上げるかな?)


 六郎は、美由紀の側により、軽く抱き寄せ、唇を重ねた。
 唇が触れた瞬間、美由紀のなにかが変化した。


(あっ、この人のキス、凄い。キスだけなのに、やだ、変。でも、このまま、もう少し、、)


(あれっ?恥ずかしがるかと思ったけど、これは、舌、絡んでるし、、)


 美由紀は求める様に貪り、唇を放そうとはしなかった。


(どうしようか?このままでもかんまんけど、、あらら、背中に手まで、回してるなぁ。ちょっと確かめてみるか。)


(手が勝手に、でも、放したくない。このままで、いたい。)


 美由紀の手が六郎の背中に回り、まさぐるように動き、六郎を求めた。
 六郎の右手がゆっくりと美由紀の髪を撫で、肩から乳房の輪郭をたどり、人差し指の先がヘソから黒く繁る陰毛に触れ、軽く恥丘から花びらの先端を軽く弾いた。


「ん、んん、ふっ、、」


 触れあった唇から、美由紀の喘ぎがこぼれた。
 指先が硬く尖り、触れる度にコリコリとした感触が、クリトリスの状態を六郎に教えた。


(ふふ、コリコリになってるな。中に入れたらどんな反応するんやろ。楽しみやわ。)


(やっ、さっきあんなに逝ったのに、また、だめ、熱い、アソコが、熱い、、)


 唇を放し、六郎の指先は花びらの外側にそい、ゆっくりと潤いあふれる蜜の出口に侵入した。


「あっ、そ、そん、な、こと、され、たら、いっ、、」


「我慢できひんかな?夢は敏感やなぁ。また、濡らしてるし、スケベな奥さんやなぁ、夢。」


「いっ、言わん、とい、てぇ、ん、、む、、」


 唇からは否定の言葉を発しながら、身体は男の指先の動きを求めるように喘ぎ、蜜があふれシーツに染みを広げた。
 六郎は人差し指と中指を根元まで入れ、入り口の形をなぞるように肉の壁を撫でるように動かした。


「あぅ、んん、んふぅ、、やっ、ぁ、ぃぃい、、」


 人妻の唇からは、拒否と喘ぎが同時にこぼれた。


「夢、淫らしい声だして、はしたない女やなぁ。指、動かしたら、クチュクチュいうてるやんか。ホンマにスケベな牝犬や。」


 喘ぎ悶える美由紀の耳元で、嬲るように囁き、蜜の中の指を上に向け曲げた。
/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ