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第2章 seventeen／minami

私の初恋は小学一年生、幼なじみの駿くんだった。


入学式でランドセルを背負った駿くんがすごくお兄さんに見えて、それがすごくカッコ良くて･･･


私のハートは駿くんに打ち抜かれた。



でもそんな気持ちはいつの間にやら忘れ去られ、時は経ち。
あれ以来人を好きだと思うことがないまま高校生になった。


その理由は単にトキメく相手に出逢えないってだけじゃなくて･･･


｢お兄ちゃん｣


この壁が大きい･･･