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short story
第21章 千の夜と一つの朝 / haruto
年が明けてからみなみの両親に同棲の承諾をしてもらいに行った。
反対もされず、思ったよりすんなり了解を貰い・・・


「お母さん、俺たちもとうとう二人きりになるんだね」


みなみのお父さんがお母さんを見る。


「何十年振りかしら。・・・寂しいわ」


台詞みたいに寂しがった後、二人は視線を熱く絡ませ手を取り合った。
ちなみにウチへの挨拶は丁寧に辞退した。
・・・何が起きるか分からないからだ。


それから物件を回り部屋を借り、卒業式まで待ってみなみと暮らし始めた。
みなみは残念ながら今年の就職を見送る事となりバイトを続けることになっていた。


ちなみに引越しの時、偶然みなみが目を合わせてしまったのが変態DT隣人鈴木である。
後悔先に立たずだ。


同棲生活はまさに「蜜月」


朝から晩までイチャイチャして、家事するみなみにチョッカイを出して。
洗濯物の下着を見られることを恥ずかしがって頑なに干させないみなみも、乾いた下着を恥ずかしがって絶対畳ませないみなみも新鮮で可愛くて我慢できずに押し倒して。
部屋着姿が可愛くて押し倒して。


俺のために一生懸命料理を作る姿も健気だし、思いの外寝相が悪いところもみなみへの愛を深めるための要素でしかないし。
帰ると嬉しそうに飛び付いて喜ぶところもとにかく全部が可愛くて愛おしい。


時々、学生時代の同棲を思い出す。
・・・あの時はあの時で幸せだったんだと思うけど、みなみを膝に抱いてしみじみ思う。


「・・・幸せだよな、俺」


好きな人が自分だけを見てくれる安心感と一途な愛情を与えてもらえる喜び、たし引きじゃない100%の安定的幸せ。
・・・何度考えても本当に幸せだ。


「うん、みなみも幸せ」


みなみは今日も無邪気に俺に甘える。


「俺の方が幸せだよ。みなみが居るから」


「みなみだって遥斗が居るから幸せだもん」


エンドレスに続く幸せと好きの被せ合いは、またみなみが好きになるしムラムラする。


我慢できずに服の裾から手を入れたら怒られた。
それにめげずにキスしておねだりすると、しょうがないなと侵入を許してくれる優しいみなみ。
辿り着いた膨らみは手のひらいっぱい柔らかくて温かい。


・・・やっぱり幸せだ。


そう噛みしめて今日も「俺のおっぱい」を触りながら、イチャイチャチュッチュとじゃれ合うのだった。


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