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short story
第12章 遥斗先輩とみなみちゃん 中編 / haruto
「何が意地悪?全然じゃね?」


みなみの気持ちを察して先端を念入りに捏ねると舐めながらピクピクとみなみが震え出す。


「ダメ・・・先輩出来なくなっちゃう」


「我慢」


みなみは相変わらず震えながら俺に舌を這わせ、それがたまらなく愉しかった。


何て可愛いんだ・・・
きっとセックスでもみなみは可愛く乱れてくれるだろう。
早くそんなみなみが見たい、俺の身体で乱れさせたい。


何より早くみなみの全てを俺のものにして、俺だけのみなみにしてしまいたい。


早く・・・


「―――――ッッ!!」



欲望を数え上げたら感極まって口の中に噴射する。
みなみは目を瞑り俺の精を全て受け止めそのままゴクンと喉を鳴らした。


「みなみ・・・」


「・・・苦い」


眉をしかめ、口を抑えるみなみを思わず抱きしめた。
どうしようもないくらい愛しくてキスをすると何とも言えない味がして、余計愛しくなった。


「不味かったろ」


「・・・苦かった」


「妊娠したらどうすんだよ」


「えっ!あ、赤ちゃん出来ちゃうの!?」


「・・・出来るわけないだろ」


冗談を本気で驚かれ、さすがみなみだと呆れながら可愛く思わないはずもなく・・・
そのまま腕枕でベッドに潜りみなみを抱きしめた。


「卒業しちゃったらもう一緒に帰れないね」


「そうだな」


付き合い始めてから殆ど一緒に帰ってたから意識したら急に寂しくなってしまった。


「大学・・・また先輩モテるんだろうな」


「そんなことないだろ」


「絶対そうだよ・・・綺麗な人も沢山居そう」


みなみが胸に顔を埋めた。


「・・・浮気しないでね」


みなみの声は不安そうで、それが何だか嬉しくてみなみを抱きしめる。



「卒業式の日も・・・第二ボタン他の子にあげないでね」


「みなみが居るもんあげないよ」


「約束だよ」


・・・卒業すればこんなにベッタリ居ることもなくなってしまうんだろうか。
お互い知らない時間がないくらい今の俺たちは蜜月で、新しい生活は楽しみな反面それだけが不安だった。


「みなみ」


「ん?」


「卒業式の後待ってて・・・その日貰うから」


「・・・うん」












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