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short story
第12章 遥斗先輩とみなみちゃん 中編 / haruto
「あっ・・・」


身体が跳ね、早くもみなみが感じ始める。
指先で胸を触りながらまたキスをして、空いた手は浴衣の太ももを撫でている。


「んっ・・・ダメっ・・・」


キスの音とみなみの声とこの状況に我慢できず、下半身の合わせからそっと手が忍び込む。
そして縦横無尽に這い回って気づいてしまった・・・今日のみなみの下着がいつもと違うことに。


「今日・・・」


腰の紐に触れながら聞くとみなみからまたキスされる。


「みなみも大人っぽくなりたいの、遥斗をドキドキさせたいの・・・」


思わず生唾を飲み込んだ。


その紐を辿り、どこまで紐なのか確かめるとそれは尻を通り大事な部分ギリギリまで紐だった。
清楚な浴衣の下は生尻だった・・・そう知ったらさっきの人混みが急に恐ろしく思えてみなみを跨らせるよう膝に乗せる。


「馬鹿だな・・・こんな格好で人混みに入ってたの?」


「うん・・・でも遥斗が居るから平気でしょ?」


「平気じゃねぇよ・・・」


またキスをしながら尻を揉んだ。
生ぬるい空気と花火大会の非現実さとエロいみなみにストッパーが外される。
興奮から呼吸が浅くて苦しいくらいだ。


「んっ・・・あんっ・・・」


「みなみ・・・」


「遥斗・・・大好き」


掠れた声で囁かれ、俺はもう我慢できない。
いい匂いな首筋を本能のまま愛撫してみなみを抱きしめた。


「みなみ・・・我慢できない」


「あっ・・・」


「好きだよみなみ」


「みなみも・・・んっ・・・みなみも・・・」


そして再び激しく舌を絡め合いながら自分のベルトに手をかけたその時だった。



「何をしてるんだ!!」


カッと懐中電灯で照らされビクッとした。


「これだから祭りの夜は・・・淫らな事は今すぐ止めて離れ・・・」


煌々と照らされ眩しさから相手は見えない。
・・・が、相手はかなりデカい男だというのが見て取れた。
そして挙動が止まったのが分かる。


「・・・みなみか?」


光が揺れる。


眩しそうにみなみが振り向きその人を見ると動きが止まった。


「・・・・・・お兄ちゃん?」




お兄ちゃん・・・


その言葉を信じられない気持ちで聞いていた。
そしてその最悪な形が・・・


俺とみなみの兄さんとの正式な出会いだった・・・







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