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short story
第1章 seventeen /haruto
「遥斗!どいてよ邪魔!!」
「うるせーよ!俺が先だったの」
朝の洗面所に姉貴が割り込む。
「全く・・・男のクセに髪のセットが長いとか意味わかんない」
「別に姉貴に分かってもらおうなんて思ってねーし」
やっとキまった髪型に満足して鏡の中の俺をチェック。
今日は試合だから女子が沢山見に来る、だから身だしなみには気を使わなきゃいけないというのに横から割り込む姉貴が目障りで眉間にシワが寄る。
姉貴も姉貴で歯を磨きながら忌々しげに俺を見る。
イラッとしたところで棚に置いたケータイがメールの着信を知らせた。
「・・・どこにでもケータイ持ち歩くのやめてくれない?」
「お前に関係ねーし」
「イラつくのよ」
「そりゃどうも、俺も同じ!」
姉貴に背を向けケータイを開くとメールの相手は美咲ちゃん。
美咲ちゃんは他校の女子マネで・・・先月の大会の後、声を掛けられ仲良くなった。
大きな目と笑うとできるエクボ、そしてジャージ越しの巨乳がキュートな子だ。
『おはよう、今日の試合頑張ろうね。大々的に応援できないけど心の中で遥斗くんを応援しちゃうね!!』
「・・・・・・・・・」
美咲ちゃん・・・とりあえずこの子はいただこう。
心に決めると美咲ちゃんに返事を打つ。
『ありがとう。そっちの部員に怒られない程度によろしく』
少し素っ気なく返すとまた直ぐケータイが鳴り・・・
『うん!本当はこんなコト言ったらダメなんだけど、美咲は遥斗くんに勝って欲しいんだ』
『マジで!?』
『マジで(笑)』
「うるせーよ!俺が先だったの」
朝の洗面所に姉貴が割り込む。
「全く・・・男のクセに髪のセットが長いとか意味わかんない」
「別に姉貴に分かってもらおうなんて思ってねーし」
やっとキまった髪型に満足して鏡の中の俺をチェック。
今日は試合だから女子が沢山見に来る、だから身だしなみには気を使わなきゃいけないというのに横から割り込む姉貴が目障りで眉間にシワが寄る。
姉貴も姉貴で歯を磨きながら忌々しげに俺を見る。
イラッとしたところで棚に置いたケータイがメールの着信を知らせた。
「・・・どこにでもケータイ持ち歩くのやめてくれない?」
「お前に関係ねーし」
「イラつくのよ」
「そりゃどうも、俺も同じ!」
姉貴に背を向けケータイを開くとメールの相手は美咲ちゃん。
美咲ちゃんは他校の女子マネで・・・先月の大会の後、声を掛けられ仲良くなった。
大きな目と笑うとできるエクボ、そしてジャージ越しの巨乳がキュートな子だ。
『おはよう、今日の試合頑張ろうね。大々的に応援できないけど心の中で遥斗くんを応援しちゃうね!!』
「・・・・・・・・・」
美咲ちゃん・・・とりあえずこの子はいただこう。
心に決めると美咲ちゃんに返事を打つ。
『ありがとう。そっちの部員に怒られない程度によろしく』
少し素っ気なく返すとまた直ぐケータイが鳴り・・・
『うん!本当はこんなコト言ったらダメなんだけど、美咲は遥斗くんに勝って欲しいんだ』
『マジで!?』
『マジで(笑)』