この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
short story
第1章 seventeen /haruto
「遥斗!どいてよ邪魔!!」


「うるせーよ!俺が先だったの」


朝の洗面所に姉貴が割り込む。


「全く・・・男のクセに髪のセットが長いとか意味わかんない」


「別に姉貴に分かってもらおうなんて思ってねーし」



やっとキまった髪型に満足して鏡の中の俺をチェック。
今日は試合だから女子が沢山見に来る、だから身だしなみには気を使わなきゃいけないというのに横から割り込む姉貴が目障りで眉間にシワが寄る。



姉貴も姉貴で歯を磨きながら忌々しげに俺を見る。
イラッとしたところで棚に置いたケータイがメールの着信を知らせた。



「・・・どこにでもケータイ持ち歩くのやめてくれない?」


「お前に関係ねーし」


「イラつくのよ」


「そりゃどうも、俺も同じ!」


姉貴に背を向けケータイを開くとメールの相手は美咲ちゃん。


美咲ちゃんは他校の女子マネで・・・先月の大会の後、声を掛けられ仲良くなった。
大きな目と笑うとできるエクボ、そしてジャージ越しの巨乳がキュートな子だ。



『おはよう、今日の試合頑張ろうね。大々的に応援できないけど心の中で遥斗くんを応援しちゃうね!!』



「・・・・・・・・・」



美咲ちゃん・・・とりあえずこの子はいただこう。
心に決めると美咲ちゃんに返事を打つ。



『ありがとう。そっちの部員に怒られない程度によろしく』


少し素っ気なく返すとまた直ぐケータイが鳴り・・・


『うん!本当はこんなコト言ったらダメなんだけど、美咲は遥斗くんに勝って欲しいんだ』


『マジで!?』


『マジで(笑)』



/325ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ