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short story
第14章 遥斗先輩とみなみちゃん 後日談 / haruto
朝の駅は混雑していて苦手だし、会社だってやっぱり朝は気が重い。
けれどみなみが居るからきっと俺は頑張れる訳で・・・
そんなことをぼんやり思っていると、ふいに後ろから自転車のベルが鳴る。
慌てて避けると通り過ぎたのは、ヘルメットを被った小さい子どもを前に乗せた若いお母さん。
これから保育園に行くのだろうか、沢山の荷物も籠に乗せている。
「すみません」
「いえ・・・こちらこそ」
通り過ぎ様、小さい子は何故かじっと俺を見ていた。
澄んだ瞳が印象的だった。
・・・いつか我が家にもこんな朝が来るのだろうか。
何となく想像してみると、みなみに子ども乗せ自転車は危なっかし過ぎる気がして思わず笑ってしまった。
でも・・・
いつかみなみの他にも俺の原動力が増えればいいと若いお母さんの背中を眺めながら思っていた。
そして今夜も子作りの練習をさせてもらおうと下心を踊らせた。
けれどみなみが居るからきっと俺は頑張れる訳で・・・
そんなことをぼんやり思っていると、ふいに後ろから自転車のベルが鳴る。
慌てて避けると通り過ぎたのは、ヘルメットを被った小さい子どもを前に乗せた若いお母さん。
これから保育園に行くのだろうか、沢山の荷物も籠に乗せている。
「すみません」
「いえ・・・こちらこそ」
通り過ぎ様、小さい子は何故かじっと俺を見ていた。
澄んだ瞳が印象的だった。
・・・いつか我が家にもこんな朝が来るのだろうか。
何となく想像してみると、みなみに子ども乗せ自転車は危なっかし過ぎる気がして思わず笑ってしまった。
でも・・・
いつかみなみの他にも俺の原動力が増えればいいと若いお母さんの背中を眺めながら思っていた。
そして今夜も子作りの練習をさせてもらおうと下心を踊らせた。