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short story
第1章 seventeen /haruto
「・・・お前絶対天罰下るわ、浮気の次は二股かよ!」
「フンッ、そんなモンねーよ!知ってるか大輔、世の中浮気しない男の方が少ねーんだとよ。それに気持ちがなきゃ浮気じゃねーし、二股じゃなくて両方好きになっただけ。両方本命!!」
「・・・んっとサイテーだな!でも・・・お前みたいな奴が意外と将来は遊び尽くした末の愛妻家になったりして・・・」
ふいに大輔が呟いた。
「はあっ!?そんな所帯じみたモンになるかよ!」
ないない、絶対ない!
嫁さんだけなんて有り得ない!
俺はもし仮に将来結婚したとしても恋愛を忘れない男になりたい。
家庭は家庭、恋愛は恋愛みたいなケジメある男で居たいしきっとそうなると思う。
将来の自分を想像してみた。
30代までは仕事と遊びで忙しく、40代で結婚・・・ってとこだろうか。
嫁は何でも許してくれる心の広い美人がいい。
俺は家庭も彼女も大事にできる自信がある!
ハーレムみたいな絵を思い描く。
未来の俺はギラギラ輝きまくっていた。
そう、その時はまさかあと数年で恋愛観を変えられ・・・10年もしないうちに“この子だ!”って子に巡り逢い・・・
挙句、この俺が彼女一筋のただの過保護な溺愛男になるなんて全くもって想像すらできなかった。
そしてそれから数ヶ月のうちに俺にキッチリ天罰が下る事も、そこから全てが始まる事もまだ勿論知る由はないのだ。
「フンッ、そんなモンねーよ!知ってるか大輔、世の中浮気しない男の方が少ねーんだとよ。それに気持ちがなきゃ浮気じゃねーし、二股じゃなくて両方好きになっただけ。両方本命!!」
「・・・んっとサイテーだな!でも・・・お前みたいな奴が意外と将来は遊び尽くした末の愛妻家になったりして・・・」
ふいに大輔が呟いた。
「はあっ!?そんな所帯じみたモンになるかよ!」
ないない、絶対ない!
嫁さんだけなんて有り得ない!
俺はもし仮に将来結婚したとしても恋愛を忘れない男になりたい。
家庭は家庭、恋愛は恋愛みたいなケジメある男で居たいしきっとそうなると思う。
将来の自分を想像してみた。
30代までは仕事と遊びで忙しく、40代で結婚・・・ってとこだろうか。
嫁は何でも許してくれる心の広い美人がいい。
俺は家庭も彼女も大事にできる自信がある!
ハーレムみたいな絵を思い描く。
未来の俺はギラギラ輝きまくっていた。
そう、その時はまさかあと数年で恋愛観を変えられ・・・10年もしないうちに“この子だ!”って子に巡り逢い・・・
挙句、この俺が彼女一筋のただの過保護な溺愛男になるなんて全くもって想像すらできなかった。
そしてそれから数ヶ月のうちに俺にキッチリ天罰が下る事も、そこから全てが始まる事もまだ勿論知る由はないのだ。