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性技のミカタ
第9章 危うし!!真美の淫夢地獄が権蔵を襲う
「…お義父様は?…」
「…もうすぐ起きてこられる頃だと…」
多喜枝は盆の上に小鉢を並べながら答える。
「…そう…多喜枝さんは…片桐家に来て…どれくらい?…」
真美は多喜枝を手伝いながら、さりげなく聞く。
「…そうですねぇ…かれこれ…10年ぐらいでしょうか…」
「…10年っ!?…」
真美は大袈裟に驚いて見せる。
「…10年間…お休み無しですかぁ?…」
「…えぇ…でも…ご主人様は優しくしてくださるし…とても居心地良く…過ごさせていただいておりますので…特に…」
多喜枝はニッコリと微笑む。
『…この女…権蔵とできてる?…』
何の根拠も無い。
単なる真美の女の勘であるが、多喜枝の満ち足りた笑顔にピンとくる。
真美は改めて多喜枝を見る。
40代半ばとは思えない程、多喜枝の肌は艶が良く巨乳である。
多喜枝は世間一般に言われる"美熟女"だが、片桐家に来た10年前は、今よりもセックスを連想させる様な肉感的な艶気を放っていただろう。
「多喜枝さ~ん」
遠くから権蔵の声が響く。
「…ご主人様が起きてこられました…」
「…あっ…多喜枝さん…私が…」
真美は、朝食が乗った盆を持ち上げようとする多喜枝を制する。
「…えっ?…でも…」
「…ちょっと…お義父様を驚かせようと思って…」
真美は舌をペロッと出し悪戯っ子の表情を作る。
「…じゃあ…お願いします…」
多喜枝は素直に手を引いた。
四葉重工の社長の座を勇治に譲り、会長となった権蔵は毎週末に行われる会議の時以外は出勤せず自宅で隠居生活を送っている。
「…おはようございます…お義父様…」
いつもと違う声に新聞を読んでいた権蔵が驚いたように顔を上げる。
「ああ、真美さんか。おはよう」
「…今朝から勇治さんが…海外出張で居なくて…淋しくなったので…来ちゃいました…」
真美の甘えた声に権蔵は眼を細める。
「…もうすぐ起きてこられる頃だと…」
多喜枝は盆の上に小鉢を並べながら答える。
「…そう…多喜枝さんは…片桐家に来て…どれくらい?…」
真美は多喜枝を手伝いながら、さりげなく聞く。
「…そうですねぇ…かれこれ…10年ぐらいでしょうか…」
「…10年っ!?…」
真美は大袈裟に驚いて見せる。
「…10年間…お休み無しですかぁ?…」
「…えぇ…でも…ご主人様は優しくしてくださるし…とても居心地良く…過ごさせていただいておりますので…特に…」
多喜枝はニッコリと微笑む。
『…この女…権蔵とできてる?…』
何の根拠も無い。
単なる真美の女の勘であるが、多喜枝の満ち足りた笑顔にピンとくる。
真美は改めて多喜枝を見る。
40代半ばとは思えない程、多喜枝の肌は艶が良く巨乳である。
多喜枝は世間一般に言われる"美熟女"だが、片桐家に来た10年前は、今よりもセックスを連想させる様な肉感的な艶気を放っていただろう。
「多喜枝さ~ん」
遠くから権蔵の声が響く。
「…ご主人様が起きてこられました…」
「…あっ…多喜枝さん…私が…」
真美は、朝食が乗った盆を持ち上げようとする多喜枝を制する。
「…えっ?…でも…」
「…ちょっと…お義父様を驚かせようと思って…」
真美は舌をペロッと出し悪戯っ子の表情を作る。
「…じゃあ…お願いします…」
多喜枝は素直に手を引いた。
四葉重工の社長の座を勇治に譲り、会長となった権蔵は毎週末に行われる会議の時以外は出勤せず自宅で隠居生活を送っている。
「…おはようございます…お義父様…」
いつもと違う声に新聞を読んでいた権蔵が驚いたように顔を上げる。
「ああ、真美さんか。おはよう」
「…今朝から勇治さんが…海外出張で居なくて…淋しくなったので…来ちゃいました…」
真美の甘えた声に権蔵は眼を細める。