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女子会って
第1章 女子会の決断
「一昨日、仕事の帰りに小林専務からお食事に誘われて、行ったんです。もちろんお酒も飲んで・・・。そうしたら、帰りにホテルに誘われて、もちろん断りました。『私は結婚してます』って。そこはそれで終わったんですけれど、次の日から専務の私に対する態度が変わって、それでいきなり派遣元の会社からは『クレームがついたから、交代する』って言われて、私には何がなんだか・・・」
そう言いながら私が働いている会社に派遣社員で来ていた望野さんは涙で言葉を詰まらせた。
「やっぱりそうだった。原因は小林のいつものセクハラよ」
辛島曜子先輩が中ジョッキーのビールを飲みながら、思っていた通りだったと云わんばかりの納得顔で頷づく。
辛島先輩は総務課で働いている31歳で、この会社ではベテランの部類に入る女子社員。
姉御肌で後輩の面倒見がいい、何かと頼りになる良き先輩。
そう言いながら私が働いている会社に派遣社員で来ていた望野さんは涙で言葉を詰まらせた。
「やっぱりそうだった。原因は小林のいつものセクハラよ」
辛島曜子先輩が中ジョッキーのビールを飲みながら、思っていた通りだったと云わんばかりの納得顔で頷づく。
辛島先輩は総務課で働いている31歳で、この会社ではベテランの部類に入る女子社員。
姉御肌で後輩の面倒見がいい、何かと頼りになる良き先輩。