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女子会って
第1章 女子会の決断
辛島先輩は細身で背が高く、胸はぺチャ系だけれど、それ以外は同姓から見てもうらやましいほどのスタイルをしている。
でも、黒い長髪をいつも後ろに束ねて吊り目になった、細面の美人顔が返ってこの人の気の強さを強調しすぎていてそれが男を遠ざけてしまっているようだ。
私がこの会社に中途で入社してからもう3年程が経つが、ついぞ男の話をこの人の口からも、他の人からの噂でも聞いたことがない。
例外で私が入ってすぐ、まだ辛島先輩とこんなに親しくなる前に誰かからのヒソヒソ話で「辛島さんて社長の愛人みたいよ」と教えられたことがあったが、こうして仕事の後も付き合うようになってからは、それがまったくのデマであることもわかった。
「くやしいなぁ。これで何人目かしら。せっかくいい子が入ってきても、みんなあいつのせいで辞めちゃうんだから」
「そうなんですか。そんな人だとは・・・」
でも、黒い長髪をいつも後ろに束ねて吊り目になった、細面の美人顔が返ってこの人の気の強さを強調しすぎていてそれが男を遠ざけてしまっているようだ。
私がこの会社に中途で入社してからもう3年程が経つが、ついぞ男の話をこの人の口からも、他の人からの噂でも聞いたことがない。
例外で私が入ってすぐ、まだ辛島先輩とこんなに親しくなる前に誰かからのヒソヒソ話で「辛島さんて社長の愛人みたいよ」と教えられたことがあったが、こうして仕事の後も付き合うようになってからは、それがまったくのデマであることもわかった。
「くやしいなぁ。これで何人目かしら。せっかくいい子が入ってきても、みんなあいつのせいで辞めちゃうんだから」
「そうなんですか。そんな人だとは・・・」