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女子会って
第1章 女子会の決断
この不況で就職難の時代、まして私達は求人の少ない事務系女子なのだから。
「だいじょうぶですよぅ、馬渕先輩。私には終わりましたから。だから、先輩にもいつかは終わりが来ますよぅ」
泣いている圭子の髪を慰めるように撫でながらみな美が言うのを聞いて、私と辛島先輩はまたまた点にした目と目を合わせて、「・・・」。
「ちょ、ちょちょちょっ、みな美っ、『終わった』って、あなたも小林にセクハラされていたの?」
さすがに仲間内2人の後輩から思わぬ打ち明け話にあい、姉御の辛島先輩もうろたえた口ぶりになってしまっている。
「はぁい。でも、2回だけですから」
「2回って・・・、おまえねぇ、・・・、それはいつなの」
「もう、昔です。入社して半年くらいした時だったと思いますぅ」
「だいじょうぶですよぅ、馬渕先輩。私には終わりましたから。だから、先輩にもいつかは終わりが来ますよぅ」
泣いている圭子の髪を慰めるように撫でながらみな美が言うのを聞いて、私と辛島先輩はまたまた点にした目と目を合わせて、「・・・」。
「ちょ、ちょちょちょっ、みな美っ、『終わった』って、あなたも小林にセクハラされていたの?」
さすがに仲間内2人の後輩から思わぬ打ち明け話にあい、姉御の辛島先輩もうろたえた口ぶりになってしまっている。
「はぁい。でも、2回だけですから」
「2回って・・・、おまえねぇ、・・・、それはいつなの」
「もう、昔です。入社して半年くらいした時だったと思いますぅ」