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第3章 女子会の復讐

どうやら正気に戻ったらしい。

そして辛島先輩が前を退いていたので、鏡に映る自分の姿をみてさらにびっくりしちゃってもう目が飛び出しそう。

ガシャッ、ガシャッと繋がれている手と足を動かそうとしたけれど、鎖に繋がれてただ痛い思いをするだけだった。

「なっ、なんなんだ、これは！」

ロボットのようなカクカクした首の動きで辺りを見回して、居合わせる私達の顔を確かめている。

どうやら自分の置かれている状況を理解できたようだ。

「何の真似だこれは！辛島っ。なんなんだ！おまえたちも。馬渕っ、こんな冗談通じないぞ。雨宮、川崎っ。早くこれを外せっ。早くっ！立花っ、何でお前までいるんだ。すっ立って見ていないで、早く外せよ」