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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第19章 王宮という名の伏魔殿
 臨尚宮が気を利かせて眼にも美しい砂糖菓子とお茶を運ばせ、漸く喉を通った有様だった。どうも、臨尚宮は見かけほど意地悪ではないらしく、キョンシルの食が進まないのを随分と心配してくれているようだ。
「ご心配なされますな。女人にとって、やはり初めての夜を迎えた朝というのは、心身ともに常にない疲れを憶えるものにございましょう。淑媛さまはまだお若いのですから、すぐにお疲れも取れます」
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