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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第20章 飛翔する鳥
「まあ」
 小さな声を上げ、眼前の鳥籠を覗き込む。涙の幕の張った眼に、小さな白い鳥が映った。二羽の雪見鳥は仲睦まじげに寄り添い合い、こちらを見つめている。
 この鳥の特徴の一つである深緑の瞳をくるくるっと動かす様は、実に愛らしい。キョンシルの頬も自然に緩む。
 雪見鳥の丸い瞳は、ソンから貰ったカンラン石の指輪と似ている。王の母が使っていたという遺品である。その形見を譲られたことの意味は大きいのだろう。
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