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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第24章 祖父の願い
「俺はいつまでもここでそなたを待っている。ゆえに、そなたは今は何も案じず、イルチェさまの許に行け」
「トスおじさん」
 キョンシルはトスの胸に顔を伏せ、泣いた。
「悪かった。俺も随分と大人げないふるまいをして、そなたを苦しめたと思う。俺たちのことはイルチェさまの様子が落ち着いてから、ゆっくり話せば済むことだ。今はまず、そなたは崔家に行き、祖父どのを安心させてきなさい」
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