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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第25章 再会
 う、と、トスが何ともいえない声を出した。
「昨夜、トスおじさんの服に滲み込んでいた匂いはお酒だけじゃない。女の人の使う白粉や香水が混じっていたもの」
 うぐっと、更に屠られる獣の断末魔のごとき声がトスから洩れた。
「そなた―、なかなか鋭いな」
 感心したように言うのへ、キョンシルは軽く睨みつけた。
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