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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第6章 対面
 立ち上がると、老人を高みから見下ろして、ひと息に言った。
「私はこの首飾りと書き付けを盗んでなんかいないわ。それに、お母さんのことを悪く言わないで。あなたには気に入らない嫁だったかもしれないけれど、私にとっては朝鮮一のお母さんよ。全く、呆れたわ。いつもガミガミと使用人を怒鳴りつけてばかりいるのね。あなたのようなガミガミ爺さんなんて、こっちから願い下げ。
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