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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第7章 崔家での日々
 大きな手は相変わらず髪に触れている。やがて、その手が鎖骨に触れ、次第に下へと降りてゆく。いきなり胸の先端をキュッと力を込めて押され、キョンシルは総毛立った。
 違う! この手はトスおじさんなんかではない。
 トスにもこんな風にして胸に触れられたことはあった。そう、都に戻ってくる前日、周囲をトウモロコシ畑に囲まれた小屋で、危うく乱暴されかけたときのことだ。
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