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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第8章 未来を照らす一番星
 彼らの間に横たわっていたその長い歳月が今、少しずつ縮まってゆく。
「キョンシル。今更、何をと思うかもしれないが、崔家に戻ってくれぬか。儂は十六年前、大きな過ちを犯した。息子の切なる訴えを聞こうともせず、ただ一方的にチソンとお前の母親の結婚に反対した。ゆえに、あの子は屋敷を出てゆかざるを得なかったのだ。愚かな儂をもしまだ祖父と思うてくれるのなら、どうか孫として崔氏に戻り、家門を継いで欲しい。そなたの父や儂が果たせなかった夢を、そなたなら果すことができる」
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