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第9章 花随想

花随想

　こんにちは、寒い日が続いていますが、お変わりありませんでしょうか？
　久々の新シリーズがいよいよい始まりました。今回の作品について少し。
　これを書くに当たり、トウモロコシって一体、いつ頃に種をまいて、どれくらいで収穫するんだろうと素朴な疑問を持ちました。
　で、調べてみたら、何と春先―早くても三月末から四月に入って種をまいて、たったの三ヶ月で実がなるんですって。凄い！！ 無知な私はもっと時間がかかるものなのかと思っていたんです。知っている人は当たり前のことでも、疎い私には目から鱗の知識です。
　ところで、第一話の舞台は漢陽です。無知な私は漢陽で四月にトウモロコシがある程度育っているという風に描きましたが、現実としては少しどうかなという感じがしないでもありません。ネットで調べてみたら、早いところで三月半ば過ぎくらいに種を蒔いているようなので、この作品は四月半ばという設定。まあ、三ヶ月で収穫できる作物なので、ひと月の成長はめざましものがあります。なので、種を蒔いてひと月というところで、何とかなる？
　また、トウモロコシは元々熱帯で採れる作物なので、温かい気候を好みます。漢陽は寒いので、四月半ばでも気候的にはどうかなとこれも疑問ですが、ま、トスさんも言っていたように、このトウモロコシは寒さに強い品種だと（私が品種改良しました→笑）考えて下さいね。