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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第12章 李家の御曹司
 光王とどうも金持ちの息子らしいあの若者―確か、光王はウォンジュンと呼んでいた―。幼時からの友達だという二人は図らずして同じ科白を口にした。
―あいつは本当はそんなに悪い奴ではない。
 多分、育った境遇があまりに異なるため、互いに相容れなかったのだろうが、あの二人の若者たちは実は互いをよく理解しているのだろう。
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