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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第13章 恋の病
中途半端なやり方、少なくとも衣装や宝石で心を得られることはない。もっとも、そんなどこにでもいるような俗っぽい女なら、彼もここまであの娘に魅了されはしないだろうが。ならば、やはり、正攻法―真正面からぶつかるしか道はない。
しかし、あの娘の惚れた男とは、一体、どこのどいつだ? それが判らなければ、ウォンジュンとしても手の打ちようがない。
彼が布団を被って悶々としている最中、室の扉が開く気配がした。続いて衣擦れの音がして、誰かが枕元に座り込む。
しかし、あの娘の惚れた男とは、一体、どこのどいつだ? それが判らなければ、ウォンジュンとしても手の打ちようがない。
彼が布団を被って悶々としている最中、室の扉が開く気配がした。続いて衣擦れの音がして、誰かが枕元に座り込む。