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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第3章 哀しみはある日、突然に
「崔氏には、この首飾りと対になった指輪とノリゲがあるはずだよ。崔氏では、当主の奥方が代々、それらの品を受け継いでいくそうだ。この首飾りだけをお父さんが持ち出して、祝言のときに私にくれたのさ」
「お母さん、何で今になってこれを私に?」
 ミヨンは苦しげながらも、うっすらと笑みを浮かべた。
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