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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第15章 心のありか
二十歳まで生きられまいと言われたこの身が今年、二十歳を迎えた。これから先、何年生きられるのかは判らないが、君のような女性がいつも隣にいてくれたら、短くても、その倍以上の年月を生きたくらいに充実した人生が送れそうだ」
「それは若さまの買いかぶりです」
直截に褒められ、キョンシルは白い頬を上気させた。
「君の言うとおりだ。一度、父に商売を学んでみたいと言ってみるよ」
「是非、そうなさって下さい」