この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとの『愛』の続きを
第6章 立ちはだかる障害



「お大事に。」


最後の患者さんを見送ると
舞が正面のガラス戸を閉め鍵をかける。


午後の診察終了時間を過ぎていた。



「葵ちゃん、先上がったら?
色々…疲れたでしょう?」


「あ…すいません。そうします…」



午後からの診察はどこかボーッとなってしまい
あまり身に入らなかった。



京香さんの言葉に甘えて…
私は先に帰ることにした。



職員用の裏口から出ると…
後ろから声をかけられた。



「葵ちゃん!」


振り返ると…そこには…



「奈央君?」



長身で黒地に青のストライプのスーツを着て
なぜか裏口の前に立っていた。



「何してるの?」

「葵ちゃん、待ってたんだ」


「えっ?」


「副社長命令だよ…」


少し苦笑いを見せ、そう言った。



「蓮さん?」

「葵ちゃん、電話出なかったでしょ?

心配してさ…俺、巻き添え食らったわけ。」


「そうだったの…ゴメンね…」


「何かあった?副社長と?」


端正な顔が私を覗き込む。


「ちょっとね…」



そう言いながら二人は並んで歩き始めた。
/134ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ