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あなたとの『愛』の続きを
第2章 初めての出会い。
「さっきの人…誰?」
「解らないの…顔見えなくて。」
「俺も後ろ姿しか見てない。
…優太郎が一発で伸びるなんて…凄いね…」
京香さん達のいる場所まで二人で歩く。
しばらく歩くと、京香さんと舞、奈央君が待っていてくれた。
「あれ?優太郎は?」
奈央君が真司君に聞くが、彼は私を
チラッと見た後、さぁ…とだけ答えていた。
男性2人が帰った後、京香さんが
何かを感じていたのか私の肩を掴んできた。
「葵ちゃん、何もされなかった!?
大丈夫!?」
その言葉に安心したのか
私は京香さんの肩に顔を埋め泣いた。
男なんて獣で…信じるもんじゃないと
感じた瞬間だった。
その後、京香さんに送ってもらい私はアパートに帰った。
小さなワンルームで一人暮らしには
十分だ。
私は服のままベッドへと体を沈ませた。