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あなたとの『愛』の続きを
第3章 あなたがヒーロー?


そして、その夕方。
人気のチェーン店の居酒屋で舞と待ち合わせた。


今日起こったことを話すとやはり、舞は心配する。


「大丈夫なの?その優太郎君。」

「…解らない。そんなの。」

「だって、昨日…無理矢理しようとした人だよ?
暴力とか…あるかもしれないじゃない。」

「私には免疫がないのよ?舞。
どんな男の人なのかさえ見抜けるわけがない。」


運ばれてきたサラダを小皿に盛ると
小さなクルトンをカリッと噛んだ。


「まだ…家に行くのも上がらせるのも禁止!」

箸をビシッと私の方へ向ける、舞。


「友達がそんな飛ぶわけないでしょ…?」


「甘いわ。」

舞の厳しい声。
…甘い?


「男なんて友達で済むわけがない。
手に入れたくて、ヤりたくて仕方ない生き物なのよ。」


……理解できない。男という生き物。



「とにかく、警戒してよ?葵。」

その舞の忠告に
深く頷いた。
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