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あなたとの『愛』の続きを
第6章 立ちはだかる障害

「え…ちょっと…!」


寝室のベッドへと投げ飛ばされる。

…これはあの日のホテルでも同じ様な事があった。




「俺はなんと言った?」

彼が私の上に覆い被さる。

「えっ?我慢…してるって」

「違う。女はどこで感じると言った?」




「ーーーーっ、み、耳っ…」

彼の顔が私の耳元へ近付く。


「そうだ。葵…

俺の声は覚えたか?」

コクコクと頷くと彼は耳を舐めだした。


「ひゃっ…やめっ…ぁっ…」

「男は何で興奮を覚えると言ったか?」

「ぇっ…あっ…んんっ…目っ…」


「そうだ…お前がそうやって顔を赤らめ
可愛い声を出し…眉を潜め快楽に耐える姿が…

俺には堪らない。」


耳元から舌が離れ、大きな手が
私の頬を包んでいた。

目を開ければ、彼が私を見下ろしている。


「好きだ…葵」


その言葉と同時に彼の顔がまた近付き
私へと、深いキスを始める。

何度も舌で私の舌を絡め取り、口内を侵していく。




…全身の力が抜け、頭が真っ白になっていった。
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