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万華鏡
第2章 視姦
私は縦に首を振った。
足が勝手に先輩の方に向かう。



頭の芯が痺れて何も考えられなくなる。
蜘蛛の糸に絡めとられた蛾のように。
もがいても、もがいても、糸が絡まり動けなくなる。



再生されていた映像の顔の無い女の顔が自分の顔になったその刹那ー‥。



私は女の子から女になったのだ。



もう、戻れぬその場所に自ら進んで飛び込んだのだ。
羽根をもがれ、透明な時間は幕を降ろして。
業に囚われた憐れな蛾に。




「あ‥あぁぁぁん」



先輩の冷たい視線に視姦されながら、その長い指で想うがままに躍らされて。


そして。



ーー‥私は雌になる。




先輩に憧れた気持ちを宙に放ったまま。
先輩の秘密にまみれたままにー‥。










**おしまい**






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