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悠久の恋の果てに
第4章 恋
美術展を見に行って
美味しいご飯をご馳走になって。
少しずつ彼との別れ話を忘れたころ
「明日も会える?」
と聞いてきた。
「あの・・・」
どうしようかと躊躇していたら
「会いたい」
と、ストレートに言われ、ビックリした。
「彼氏がいないんだったら、押すよ?
遠慮はしない。別れ話で傷付いているなら付け込む」
いばった感じでそんなことを言うから
可笑しくなって笑ったら、
「どうしても、美緒が欲しいんだ」
と真面目な顔で切り返された。
出会って数日の人にそこまで言われることにビックリしたけど
なぜか、嫌じゃない自分がいた。
「明日は・・・部屋にあるあの人のモノを整理しようと思って。
すっかり綺麗になってから、大久保さんとのことを考えたい」
素直にそう言うと
「ごめん。それは平日にやってくれない?
丸丸1日一緒にいられる時間を無駄にしたくないんだ。
やっと。一緒にいられるんだよ」
いったい。大久保さんの私への昔の思い出はどんな何だろう?
会話の端々にふと考えさせられる言葉が出てくる。
「明後日からイタリアに出張なんだ。
1週間は帰ってこないから。不安なんだよ。
もし、元カレの気が変わったら。俺のいない間に元サヤに戻らないかって」
それはないと思うけど。
美味しいご飯をご馳走になって。
少しずつ彼との別れ話を忘れたころ
「明日も会える?」
と聞いてきた。
「あの・・・」
どうしようかと躊躇していたら
「会いたい」
と、ストレートに言われ、ビックリした。
「彼氏がいないんだったら、押すよ?
遠慮はしない。別れ話で傷付いているなら付け込む」
いばった感じでそんなことを言うから
可笑しくなって笑ったら、
「どうしても、美緒が欲しいんだ」
と真面目な顔で切り返された。
出会って数日の人にそこまで言われることにビックリしたけど
なぜか、嫌じゃない自分がいた。
「明日は・・・部屋にあるあの人のモノを整理しようと思って。
すっかり綺麗になってから、大久保さんとのことを考えたい」
素直にそう言うと
「ごめん。それは平日にやってくれない?
丸丸1日一緒にいられる時間を無駄にしたくないんだ。
やっと。一緒にいられるんだよ」
いったい。大久保さんの私への昔の思い出はどんな何だろう?
会話の端々にふと考えさせられる言葉が出てくる。
「明後日からイタリアに出張なんだ。
1週間は帰ってこないから。不安なんだよ。
もし、元カレの気が変わったら。俺のいない間に元サヤに戻らないかって」
それはないと思うけど。