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悠久の恋の果てに
第2章 久
いつもの居酒屋を通り越して
オシャレなイタリアンのお店に入った。
こんなところにこんなお店があったなんて知らなかった。
「素敵なところですね」
「うん。今日はさ。俺が頼んでいい?」
「はい。お任せします」
そう言うと、マスターを呼びよせて頼んでいたけど
なんか懐かしいナポリタンが出てきた。
ここのお勧めなのかもしれない。
そしてワイン。
「中野さんは・・・美緒って呼んでも良いかな?」
大久保さんは話を続けようとして、ふと気がついたように名前の事を持ちだした。
「下の名前の呼び捨ては、ちょっと・・・」
それこそ、会社で何と言われるか。
「だよな。ごめん。中野さんは1番古い記憶っていつ?」
あ・・・・
久しぶり。覚えてるって言われた話の続きかな?
「幼稚園ですかね?」
でも、大久保さんと私はどう見ても幼稚園の同級生と言う感じじゃない。
この人いくつなんだろう。
「そ・・・かっ」
寂しげにそう笑うと
「もうこの話は止めよう」
と、気を取り直したように美味しそうにパスタを食べだした。
幼稚園よりもっと古い時の知り合いなの?
そんなの覚えてないな・・・
オシャレなイタリアンのお店に入った。
こんなところにこんなお店があったなんて知らなかった。
「素敵なところですね」
「うん。今日はさ。俺が頼んでいい?」
「はい。お任せします」
そう言うと、マスターを呼びよせて頼んでいたけど
なんか懐かしいナポリタンが出てきた。
ここのお勧めなのかもしれない。
そしてワイン。
「中野さんは・・・美緒って呼んでも良いかな?」
大久保さんは話を続けようとして、ふと気がついたように名前の事を持ちだした。
「下の名前の呼び捨ては、ちょっと・・・」
それこそ、会社で何と言われるか。
「だよな。ごめん。中野さんは1番古い記憶っていつ?」
あ・・・・
久しぶり。覚えてるって言われた話の続きかな?
「幼稚園ですかね?」
でも、大久保さんと私はどう見ても幼稚園の同級生と言う感じじゃない。
この人いくつなんだろう。
「そ・・・かっ」
寂しげにそう笑うと
「もうこの話は止めよう」
と、気を取り直したように美味しそうにパスタを食べだした。
幼稚園よりもっと古い時の知り合いなの?
そんなの覚えてないな・・・