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ピンクの扉
第16章 真実の愛
「気持ちよかった?」
「すごく」
「そう、よかったわ…」
私は運転手さんの体を優しく抱いてあげました。
気づくと東の空がボンヤリとあかるくなってました。
「ごめんなさい…仮眠しなきゃと言っていたのに
結局徹夜させてしまったわ…」
「いいんです。なぜか仮眠したあとのように
体がスッキリしてますから」
運転手さんは、もう1ラウンドやりたそうですが
時間内に荷物を届けなければいけないので断念しました。
「東京に来ることがある?」
「たまに…」
「じゃあ、その時にまたお茶でもしましょう」
そう言ってLINE交換をしました。
また会ってもらえるんですねと
運転手さんは喜び、
その後、私を目的の登別の駅まで送ってくれました。