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ピンクの扉
第23章 豆田先生との反省会

私が体を折ってバックミラーの視界から消えると

「お客さん、ほんとに勘弁してくださいな~、
シートを汚さないで下さいよ!
もし、出ちゃったら
彼女さん頼むから吐き出さずに飲んで下さいね」

タクシーが信号待ちで停車すると、

運転手さんったら
身をよじって後部座席を覗き込みました。


『ああ…見られている…
見ず知らずの男性に
私のフェラチオを見られている…』

けっこう身を乗り出して
近い距離で私の口元を見てる運転手さん。

ハアハアという呼吸音さえ聞こえてきます。

「うう!ううっ!」

頭上からは豆田先生のあえぎ声が…

なんだか私、
とても淫らな気持ちになってきちゃって
大サービスとばかりに
脚を大きく開いて小さな布地に覆われた
今にも見えそうなアソコを
運転手さんに見せてあげました。

見るだけじゃ飽きたらず、
ついには手を伸ばして触ろうとし始めました。

運転手さんの手が
私の太ももに触れようかというその時、

後ろの車から激しいクラクションが…

どうやら信号機が青色に変わったようで
「早く行け」という合図のようです。

「チッ!」

運転手さんは舌打ちをして
悔しそうに運転席に座り直しました。

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