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ピンクの扉
第23章 豆田先生との反省会
背中に射精したザーメンを
拭いてもくれないので
私はそのままニットセーターを身につけ、
ミニスカートを履くと、
さよならも告げずに部屋を飛び出しました。
背後から「あ!送っていきますよ」という声がしましたが
後を追いかけてくる気配もありませんでした。
夜の街を泣きながら走っていると、
一台の車が私に横付けしてウィンドウが下がり
「桃子!やっぱり桃子ね?
こんなところで何してるの?!」
声を掛けてきたのは
校長先生とドライブデート中の
PTA会長さんでした。
「とにかく乗りなさいな」と
促されて私は逃げ込むように
後部座席に身を投げ入れました。