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ピンクの扉
第3章 隣のご主人
後日、一つのダンボールが送られてきた。

中を改めるまでもなく、中身はコンドームだと想像できた。

あらあら、どうしましょう。
コンドームに消費期限とかあったかしら。
10ダースでしょ。1箱12個入りで1ダースで144個・・・

10ダースだから・・・1440個ぉ~!!
毎晩エッチしても約4年分!

主人の単身赴任が終えるのが2,3年先でしょ?

ここへ帰ってくる頃には間違いなく50代に突入しているわよねえ。

そうなるとアッチの方はドンドン衰えていくだろうし・・・
週1がやっとかな?
いえいえ、ひょっとすると月1ペースかも・・・・
え~?これ、全然減らないわ!

桃子は途方に暮れてしまった。
いっそ娘の由佳が結婚するときに嫁入り道具として持たそうかしら、などと思案してしまった。


「こんにちは」
庭先から隣のご主人が挨拶をくれた。

こんにちは。
今日はお休みなんですか?

「いやあ、リストラされてしまいましてね。先日から暇を持て余しているんですよ。」
そう言って豪快にあははと笑った。

え~?それは大変じゃないですか。

「まあ、そうなんですが。いくらかの蓄えもありますし、しばらくは女房のパートで稼いでくれた給料と失業保険で食い繋ぎますわ。」
そう言って再び豪快に笑った。

突き出たお腹に、禿げ上がった頭。
桃子が一番嫌いなタイプだ。
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