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ピンクの扉
第3章 隣のご主人
隣のご主人は、バリバリとダンボール箱を開け、中からコンドームの一箱を取り出し、セロファンを捲った。

コンドームを一つ摘み出すと、自身の突起物に被せ始めた。

「奥さん、これで一つ消費できたね。」

コンドームって、モノにピタっと装着させるんだよね?
あの・・・隣のご主人さん?
コンドーム大きすぎるんじゃありません?
なんと言うか・・・ブカブカですわよ。

「さあ、奥さん。あなたも早くパンツを脱ぎなさい。」
仕方なく私は下半身をスッポンポンにした。

「それでは、遠慮なく入れさせてもらいますよ。」

まってぇ~!
私、これっぽちも濡れてないよ。まだ、準備オッケーじゃないのよ。

小さくても立派な生殖器。
隣のご主人のモノは私のピンクの扉をこじ開け玄関ホールに辿り着いた。

痛い・・・痛いよぉ・・・

コンドームにゼリーが着いているとはいえ、潤いのない桃子のピーチは悲鳴をあげた。

小さくてよかった。
これでデカいモノだったら、あそこが擦り切れちゃう。

「どうだ!気持ちいいか?ん?どうだ?」
藪から棒に突っ込まれても感じないっつうの!

ああ・・・この人、ほんとにヘタ!
全然よくない・・・

「あれっ?あれっ?おかしいなあ・・」
ん?突起物がみるみる萎んでいくわ。もうイっちゃたの?

股間をのぞくと、隣のご主人のモノは小さく萎み、桃子の中からサヨナラしていた。

桃子のピーチには忘れ去られたコンドームが惨めな姿でへばり付いていた。
隣のご主人、うな垂れてしょんぼりしている。
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