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ピンクの扉
第11章 東京
佐藤明夫としてはコンドームなど使わずに
生挿入したいのだが
射精コントロールができないからと
由佳からゴムなしでセックスをさせてもらえなかった。
「ほら、ごちゃごちゃ言ってないで寝ようよ」
由佳がベッドにダイビングして
大の字に寝そべった。
佐藤も、失礼しますと小声で非を詫びて
由佳の横に寝転がった。
寝てみると桃子に愛の手ほどきを受けた時の感激が
フツフツとこみ上げてきた。
『由佳の母親と愛し合ったこの場所で
何事もなかったかのように
由佳とセックスをする事が出来るだろうか…』
一抹の不安があったのだが、
由佳が彼の股間に手を伸ばしてきた瞬間、
それは杞憂におわった。
彼自身のシンボルはものの見事に
由佳の手に反応して勃起した。
「まあ、佐藤くんったらもうこんなになってる…」
妖しい笑みを浮かべながら
由佳は佐藤くんのデニムを脱がし始めた。