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英里を調教
第16章 エクストラ・ストーリー2 高一の夏 英里の初体験
 達也の腰が、英里の下腹部にくっつく。
 思ったよりも痛みはなかった。
 一度じっくり責められ、絶頂させられたのが、痛みを和らげてくれているのかもしれない。

 英里の中で、肉が擦れる痛みと、そこから広がる快感がせめぎ合い、達也の腰の動きが快感を増長させる。

 それでもまだ残る痛みが、快感を妨げ、英里は悲鳴を上げた。

「痛い…動いちゃ…あ、んん…あぅっ!」

 達也が腰を動かす。
 英里は悲鳴に似た喘ぎ声を漏らす。

 男に媚びることを知らない、快感に悶える声。
 
 痛みの奥から湧き上がって来る快感。

 知らずに英里の腰も動き、達也の腰と同調する。

 痛みに堪えて達也の背中を抱きしめていた腕が、快感を求めるように達也の体を引き寄せる。
 唇が重なり、舌を絡めて、英里は悶え、喘ぐ。

 まだ経験の浅い達也は長持ちせず、英里の胸にかけた。
 ずっと求めていた英里の体を、達也の精液が汚す。

 「はぁ…はぁっ…はっ…んん…」

 英里は荒い息を繰り返す。

 達也は、何度目かの口付けをした。

「大丈夫?」

 無言で頷くと、その拍子にまた涙が英里の頬を濡らす。

「…達也とひとつになっちゃった」
「気持ちよかったよ。英里は?」

 答える代わりに達也を引き寄せ、唇を重ねる。

 気持ちよかったのかどうか、英里にはまだよく分からない。
 ただ体の重なった心地よさはあった。
 
 肌と肌が触れ合う感触。

 背中を撫でるように手を這わせながら、長いキスを交わす間に、達也は力を取り戻し、また英里の中へと入ってくる。

 精液に濡れた胸を震わせ、英里は達也を迎え入れた。



 それから一年後に藤井にレイプされ、達也に辱められることになるのだが、それが英里の体を変えた。

 自宅のベッドの上。

 達也から渡されたバイブを使い、自ら快感を求める。

「あ、イくイく…っ! あっ!」

 それからしばらく、英里はぼうっとベッドに横たわっていた。
 
 誰にも言われずに、一人でこんなこと…

 罪悪感と、快感と。

 その中で英里は揺れる。

「達也に会いたいよぉ…エッチしてほしいよぉ…」

 英里の手は再びバイブを股間に沈める。

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