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第1章 レイプされているのを覗く

　どのくらいそんな時間が続いただろうか。
　ついに藤井も限界を迎えたようだ。
　藤井は動きを止めて、英里に囁くように言った。

「そろそろイくぞ。どこに出してほしい？」
「あんっ…な、中は…んっ、中はダメぇ…！」
「じゃあ、気持ちいいです、って言えよ。藤井君にセックスしてもらって気持ちいいって言えよ」
「そんなの…言えない」
「じゃあ中に出しちゃおうか」
「だ、だめっ…」
「じゃあ言えよ」
「…ふ、藤井君にセックスしてもらって…気持ち、いいです」
「どこがどんな風に気持ちいいんだ？」
「あ、アソコが…」

　藤井のを刺されたまま、息がかかるほどの顔の距離で卑猥な言葉を言わされている英里。
　普段の英里は下ネタも受け付けないくらいの真面目な子だ。

「アソコってどこだよ、ちゃんと言えよ」
「…」
「聞こえないよ」
「ま、マンコが…」
「マンコがどうした？」
「…き、気持ちいいです」
「何されて気持ちいいんだ」
「…藤井君のが入ってきて…」
「ちゃんと言えって。中に出すぞ」

　いつものセックスの時以上の言葉を言わされている英里は恥ずかしさからか悔しさからか、涙を流している。

　それでも話の合間に藤井が小刻みに腰を動かすと、甘い喘ぎ声を漏らす。

「言えないなら、このまま中に出すしかないな」
「あ…あの…藤井君のチンチンがマンコに入ってきて気持ちがいいです」
「藤井君のチンチン気持ちいいです、って言え」
「…藤井君のチンチン気持ちがいいです」
「お前はエロ女だな」
「…私はエロ女です」

　ついに強要されていないことまで言ってしまう英里を再び藤井が責めはじめる。
　この間に少し持ち直したのか、藤井の腰の動きはしばらく続いた。

「あっ、イくぞ。口を開けてベロ出せっ！」

　藤井は英里の舌の上に出した。
　飛び散った精液が顔にかかっていた。



　藤井は用具室を出る時に「また呼ぶからな。バラされたくなかったら来い」と言った。

　一人残された英里は、泣きながら顔をぬぐい、制服を着て出て行った。