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want to be ...
第2章 出会い
苦笑いして言う彼の言葉を聞き、さんざん弄ばれた子宮がきゅん、と鳴る。
すぐ意識飛んじゃったし、何度も引き戻されたり飛ばされたりしたから途中から理性ほとんどなかったけど、依存しそうなくらい、強烈に気持ちよかった事は覚えてる…
「や…なんか、絡まれてた女の子助けた覚えは
あるんだけどさ、それからの記憶全くねぇんだ…
起きたら隣に寝てて、ガッツリ抱いちゃってるし…」
艶めかしい舌を出して頭を掻く彼。
し、仕草がいちいち色っぽい…
いろいろ言わない方がいい…よね?
一晩中ずっとあたしを
「美咲」
と呼んで抱いてた事…
涙が出るくらい優しい声で告白された事…
何も言えず彼を見つめたままでいるあたしの態度をどう受け取ったのか、突然彼が深く頭を下げた。
「ごめん!本当にごめん…
謝っても許される事じゃないって分かってるけど、
…っ、本当にごめん…」
そう言う彼の声は震えてて…どうしてかな、凄く愛しく感じたんだ。
ゆっくり手を伸ばし彼の濡れた髪に触れる。
びく、と震えた彼を安心させるように優しく頭を撫でた。
「大丈夫…です」
ていうか、ここに連れ込んだのあたしだし。